幸福の科学がカードゲーム出してた
「ワールドゲイナー」
対戦型宇宙人トレーディングカードゲーム
実在する宇宙人が、カードゲームになりました!
『「宇宙の法」入門』『宇宙人との対話』『宇宙人リーディング』に登場する宇宙人と、地球に飛来し目撃されている宇宙人をキャラクター化!
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スゲエな! 幸福の科学スゲエな!!! 最近の大川先生は統一教会の文鮮明氏の霊言を発表して怒られたりと、なんだかご活躍されてますね。
カードゲームの方は大川先生がプレイアブルキャラクターとして出てくるなら是非購入したいところです。すっげえ強かったりするのかな。
アフガンで拉致された常岡さんの講演会に行ってきた
アフガニスタンで拉致されて帰ってきたジャーナリスト、常岡浩介さんの講演会まとめです。筆者がアフガニスタン情勢に詳しくないため、ちゃんとお伝えできるのか不安ですがメモった範囲で書いておきます。(※茶色の文字は筆者によるコメント)
追記:一番下に動画を追加しました! ……というか、動画があるならまとめなくても良かっ(ry<監禁状態の様子>
・アニフガニスタンには学生時代から現地に友達がいる。17年間で五回渡ったが、誘拐されるような危険な目に遭ったのは今回が初めて。それまではあらゆる勢力がお客さんとして扱ってくれていて、アフガニスタンについて日本で聞くような恐ろしいことはどこで起こってるんだろう、と思っていた。
・「(常岡さんが)イスラム教徒だから礼儀正しく扱われたのか」という問いに対しては「はっきり分からない」。自分を拘束していた最初の組織は口ではイスラム的なことを言っていたし、礼拝もちゃんとやっていたが、タリバンや政府軍と戦いながらもアメリカとは戦っておらず、(イスラム的な聖戦というより)単なる土地争いをしていただけとも思われる。次に身柄を渡された組織では司令官がラマダンでも断食しないし、兵士も早朝の礼拝を(起こしてやっても)二度寝するなど不真面目。
・聖戦を始めるイスラム教徒は、普段信仰的に不真面目でも戦争になると真面目に信仰をやる。聖戦になっても不真面目なのは初めて見た。30年も戦争をやっているとその辺りも麻痺してくるのか? 今回、自分を拘束していた人たちは(信仰的に)いい加減なイメージ。
・日本大使館は「誘拐組織が何をしたいのか分からない」と困惑していた。組織は脅迫ビデオを英語・ペルシア語・日本語の3バージョン撮影したが、当然、彼らは日本語など分かるはずもない。彼らが「タリバンに捕まったと言え」というので(常岡さんは「タリバンに捕まった」と報道されていたが、実際は「ヒズビ・イスラミ」という武装勢力に捕まっていた、と常岡さんは認識している)、英語、ペルシア語の撮影では「タリバンに捕まった」と言いながらも、日本語の撮影の時は堂々と「タリバンじゃないですよー」と日本語で言ってバレなかった。しかし、大使館側は「まさか誘拐犯たちがそんな頭が悪いはずはない」と考えて、「タリバンじゃないと言ってるが、実は裏の意図があってやはりタリバンなのでは?」「何か想像もつかない意図があるに違いない」「相手の作戦が高度すぎて読み切れないな」とか言ってたらしい。
・後で大使館に事情を説明して、「いや、単に彼らの頭が悪かっただけですよ」と言ったら、職員はすごくゲンナリした顔をしていた。
・脅迫ビデオを撮影するときは常岡さんの横に英語の通訳が付いたのだけど、この通訳がすごくフレンドリーで友達感覚で接してくるので、「脅迫ビデオでこのフレンドリーさはどうなんだろう?」と撮られながら思っていた。
・見張りも最初は24時間体制で二人付いてたのが、見張ってる方も途中でだんだん疲れてきて、一人は昼の間はどっか遊びに行ったりするようになり、最終的には(常岡さんが監禁されてる)民家の住人に「見張っとけ!」といって二人ともどっか行くようになってしまった。
・普通の民家の人はいい人なので(アフガン人は基本的にフレンドリーで、いい人が多いらしい)、時々、こっそりケータイを貸してくれて、それで母親に連絡などできた。
・母親に連絡したことが外務省に伝わって、その内容も(単に常岡さんが母親に「オレ、生きてるよー」と連絡しただけであって)別に脅迫とかじゃないので、外務省は(まさか見張りの兵士がサボってどっか行ってる間にケータイ借りて電話してるなんて思わないから)電話を掛けさせた意図が理解できずに、また困惑した。
・どうして捕まったのかは良く分からない。ヒズビ・イスラミ(タリバンとは異なる武装勢力、政府に関連する軍閥)の通常パトロール中に捕まったのか、タリバンに(常岡さんが)裏切られて捕まったのか(常岡さんはタリバンにはコネを持っていて、「タリバンからの安全」は確保していた)。タリバンとヒズビ・イスラミが実は繋がっていたとしても、後で両者は戦闘をしているので、それも良く分からない。ヒズビ・イスラミの一部がタリバンに繋がっていたというのはありえて、どうもヒズビ・イスラミの内部もぐちゃぐちゃらしい。
<解放と犯人>
・常岡さんを世話するのに疲れてきて、食事がパンとお茶だけとか手抜きになってきた。
・場所を移されてからは、食事が豪華になってメロンとかスイカとか出てきた。解放する前に肥やそうという意図かと思った(同じムスリムなので丁重に扱っていたことにしなければならないので)。
・「ラマダーン前に解放する」という話があったのに、なぜか延期になった。後で大統領府の人が「今回、私たちが交渉して解放が実現しました。大変難しいミッションでした。交渉はラマダーン前から始められました」と言ってて、自分に言えた義理じゃないんだけど、「そのせいで解放が長引いたんじゃないか……?」と思った(身代金取れそうにないので解放しようとしてたら、向こうから交渉が来たので引き出せるだけ引き出そうと解放を延期した)。
・解放後、アフガニスタン大統領府からは日本政府に対して「タリバンの犯行」とアナウンス。
・大統領府は「犯人はタリバンではないと知りつつ、それを言えない立場」なのでは?
・主犯はあくまでラティーフ(ヒズビ・イスラミのメンバー。反タリバン)。大統領府は事件を後で知って、ラティーフの上司のサバーウーン大臣(この人は人格者で国内ではとても人気があるらしい)のことを慮って「タリバンの犯行」と言ったのでは?
・実際はヒズビ・イスラミの中のラティーフ部隊という特殊な一部の犯行。
・最初はアルカイダと間違えて(常岡さんを)捕まえたのに(なのですぐに解放されそうだったのに)、常岡さんがタリバンと人脈があると知って(ラティーフは反タリバンなので)反タリバン感情により問題がこじれた?
補足:アフガニスタンには政府軍と、政府軍の息のかかった軍閥(ヒズビ・イスラミ)と、タリバンのセクトがあり、ヒズビ・イスラミのほとんどは反タリバンではないが、ラティーフ派は反タリバンを明確に打ち出している。
<日本とアフガニスタン>
・日本はアフガニスタン和平に関しては、かなりがんばってたし中立的だった。
・9.11以降は流石に小泉政権がアメリカに歩調を合わせてしまったけど、それでもタリバン側は「日本は中立でありがたい」(本当は海上給油とかしてるのに)とかなり好意的に評価してくれている。
・鳩山政権は海上給油もやめたので、完全に中立。
・民主党にはアフガニスタン和平案があり、タリバンにも人脈作りをしていたが、鳩山失脚で空中分解し、元は非武装地帯を作るための50億ドルが(非武装地帯の構想はなくなったのに)それだけ生きてて、カルザイ大統領へそっくりプレゼントすることになってしまった。部下の部下が(常岡さんを)誘拐するような無能な大統領にプレゼント!?と思ってズコーっとなった。
・アフガニスタンで仲介ができるのは、当事者でなく利害関係がない日本だけ。(アフガニスタンに関してはいろんな国がアフガニスタン内の各セクトを支援して当事者になってしまっている)
※上記は、「タリバンは一般に思われてるような『悪の権化』といったものではない」という考え(というか知識?)が前提にある。知識不足により筆者には判断不可能。
<質疑応答>(終了後に筆者が個人的に聞いた内容も含む)
Q:そもそも今回はタリバンに何を取材しに行ったの?
A:一つには「和平交渉はありうるのか?」。以前はアメリカとの和平を考えていたが、アメリカ側は本気ではなく油断させるための策略だったと現在では捉えているらしく、「戦い抜いてアメリカを追い出すしかない」と今は考えている。もう一つは「イスラム同士でなぜ戦うのか?」(タリバンはアメリカとだけ戦っているわけではなく、国内の他セクトとも戦っている。これに対する回答は良く分からなかった)
Q:どういった意図で取材に行ったのか? 好奇心的なものなのか、長期的な政治的展望があってのことなのか、それともジャーナリスト魂なのか。
A:感情的には「アフガニスタンに平和になって欲しい」というのがある。アフガン人はいい人たちで、なんとかしてあげなきゃ、と思ってる。そのために何で貢献できるかと言えば自分には取材しかない。それで取材をしているわけだが、自分の活動がアフガニスタンの平和に繋がっているかは分からないので、その意味ではジャーナリストというのは結果がパッと分からない、やりがいのない仕事と言える。
Q:安全性に関してはタリバン絡みの安全性だけ確保しておけば大丈夫という認識だった?
A:その通り。まさかタリバンとコネを作っておいたら、今度は反タリバンの方が危険になるとは思わなかった。
Q:身代金が取れなかったから、諦めて人質をおうちに帰すというメンタリティが良く分からないのだけど……。
A:アフガン人は(基本的には)外国人を客人としてもてなす傾向がある(アメリカ軍が来る以前はそうだった)。そういったのもあって最初から「殺しはしない」と決めた上で、粘れるところまで粘って身代金を取ろうとしたのでは? 最初から「殺さない」つもりなら身代金を払っても払わなくても関係ないし、また、身代金を払っても最初から「殺す」つもりなら結局殺されるだろうから、「払わないように」言った。彼らは自分たちをタリバンだと思わせたいから、最初から殺す気なら(身代金を払っても)口封じのため殺すと思っていた。
***
個人的には、「常岡さんはなぜ危険を冒してまでアフガニスタンに取材に行ったのだろう」という疑問がありました。常岡さんが解放されたニュースを聞いた時、筆者は実家にいたのですが、「あ、常岡さんが解放された。この人、知り合いの知り合いなんだ」と言ったら、うちの父親が「お前の友達の友達は非常識な人なんだな」と言うので、「ジャーナリストが仕事で行ってるのに非常識もなんもないだろう」と思いながらも、「でも、ジャーナリストだからって、なんでアフガニスタンまで取材に行ったのだろう??」とも思っていたわけです。その辺りの感覚は質疑応答で聞けたので個人的には納得できましたが、なんと言いますか、ジャーナリストというのは大変な商売だなあ……と。「そこに情報があり」「自分なら取材ができ」るならそこに行ってしまう。それが「何かポジティブな結果に繋がる可能性」はあるけれど、決して確実なリターンがあるわけではない(アフガニスタンの平和に確実に繋がるわけではない)。でも、自分には出来るから行ってしまう。傍から見ればリスク&リターンが釣り合っていないわけで、非常識と言われても仕方ない面もあるような気もする。ジャーナリスト魂と呼べばカッコイイ気もする。とにかく大変な商売だなあと思いました。
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「もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら」発売!
架神恭介の新刊「もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら」が発売されました。全国書店にてお買い求め頂けます。お値段は納得の1500円ポッキリ! みなさん、よろしくお願いいたします。
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内容的には、パンクロッカーのまなぶが釈尊に殴りかかったり、空海にブン殴られたり、禅寺に殴り込みに行ったりしつつ、悟りを追い求めたり求めなかったりするおはなし。そんな感じのバトル小説パートと、がんばってクソ分かりやすく説明した仏教解説パートに分かれており、パンクスピリッツを鼓舞しながら仏教が学べる内容となっております。
取り扱っている仏教の項目は以下の通り。
第一章 パンクロッカーvs釈尊
一切皆苦/四門出遊/降魔成道/三昧体験/十二支縁起/梵天勧請/初転法輪/無常/五蘊非我/
第二章 パンクロッカーvs龍樹
根本分裂/大乗仏教/ジャータカ/説一切有部/『中論』/戯論寂滅/波羅密
第三章 パンクロッカーvs玄奘三蔵
第四章 パンクロッカーvs最澄
最澄/空海/両界曼荼羅/大乗戒壇/久遠の本仏/諸法実相/一念三千/五時八教/即身成仏
法然/親鸞/日蓮/鎌倉新仏教/『往生要集』/専修念仏/悪人正機/一念義と多念義/『立正安国論』/題目
第六章 パンクロッカーvs禅僧
二章の『中論』と三章の『唯識』がちょっと難しいかもしれませんが(あれ以上、簡単に説明できなかった)、それでも大学生以上であれば問題なく読める内容だと思います。気合が入ってれば高校生でもオッケー。中学生にはさすがに無理かもしれない。
ちょっと真面目なことを言うと、本作のテーマは「仏教の聖性の破壊」。「よく分かんないけど、仏教は聖なるものだから尊ばなきゃいけない」とか、そういう押し付けってなんかイヤじゃない? 「貴いもの」だとか「聖なるもの」だとかそういう先入観は一度全部ブッ壊して、各自が理解できる範囲で仏教を捉えてみて、その後で、聖なるものなのか貴いものなのかは人それぞれが判断すればいいんじゃないかな! 僕は仏教のこと別に貴いとは思わないけど、仏教はおもしれーから好きだよ。
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「幸福の科学ナイトだぜよ!」に行ってきた
「幸福の科学ナイトだぜよ!」に行ってきたので、その場の発言を僕のコメント付きでまとめておきます。クソ長いです。すいません。イベントの参加者は、
>> 出演者は、饗庭直道氏(幸福実現党広報本部長代理・元党首)、渡邊伸幸氏(幸福の科学広報局部長)、小林郁子氏(同課長)、有田芳生氏(民主党参議院比例区第61総支部総支部長・ジャーナリスト)。司会はやや本紙主筆の藤倉善郎(フリーライター)です。さらに、里村英一氏(『ザ・リバティ』編集長)と山田直樹氏(ジャーナリスト、『新宗教マネー』著者)の参戦も決定しました。(やや日カルトより引用)
幸福の科学側の発言の前には(幸)を付与しておきます。なお、茶色で書かれたものは僕のコメントです。(文責:架神恭介)
***
【第一部:主に幸福の科学側からの話】
・(幸)本尊はエル=カンターレ。釈迦大如来とも。大毘盧遮那仏と呼ばれたり、天空神アヌと呼ばれたりもする。光のイメージ。その中心人物が大川隆法。(太陽神のイメージか?)
・(幸)幸福とは死後の幸福もあるし、現世での幸福もある。(幸福の科学の「幸福」定義は現世、来世に渡る幸福)
・(幸)幸福の科学の教えは愛と悟りとユートピア建設。愛はもらう愛ではなく与える愛。悟りは心の本当の価値に目覚めること。ユートピア建設はこの地上が魂修行に最適な場所になるようにすること。そのため、学校経営、立党、ボランティア活動などをしている。
・(幸)(フライデー事件に関しては)他の出版社もあちこちが捏造記事を書いていたが、他は抗議すれば修正するなり謝罪するなりした。講談社だけは突っぱねたので抵抗した。『世の中は正しくあるべき』という観念がある。(質問されたことには全て答える、というのが現在の幸福の科学のスタンスで、幸福の科学側の発言に対して質問者が独自意見を加えて原稿を書いたとしても、それに対してどうこう言う事はない。ただ、こちらの発言がねじ曲げられた場合には物言いをする、とのこと。『世の中は正しくあるべき』というのは「事実を重視する」という姿勢だろうか)
・【ここで大川氏が霊言を行う様子のビデオ上映。坂本龍馬、勝海舟、吉田松陰の霊が降りてきた時のものが各3分ほど】(大川氏の霊言の様子は一般にイメージされるシャーマニズムの「切れ切れに、ボソボソと」神託を告げる形ではなく極めて流暢な話しぶり。言い方は悪いが「モノマネをしている」というのが一番ピンと来るイメージだろうか)
・(幸)(大川先生に)魂が降りてくると雰囲気が変わる。そのことが頭ではなく体で分かる。坂本龍馬や勝海舟の時はそうでもなかったが、吉田松陰の時は足がガクガク震えた。後で聞いたところ、吉田松陰の神格が高いかららしい。
・(幸)立派でない霊にも話を聴くことはある。朝日新聞の社長にも聞いた。(いまいち聞き取れなかったが、「朝日新聞の社長の守護霊は自分の状況を理解していなかった」というようなことを言っていた。大川氏の降霊には色々とヴァリエーションがあるようだ)
・(幸)降りてきた霊に質問などしに行くが、たいてい叱られる。
・(幸)民主党が政権を取ると景気が悪くなる。あと、アジアの安全保障の問題。この二点を論点として幸福実現党はスタートした。
・(幸)マスメディアは幸福実現党を宗教のための宣伝と考えて軽視していたが、参議院選でも候補者を出したのでマスメディアも「本気なんだな」と認識を改め始めている。
・(幸)民主党による日本沈没を防ぐために急遽立ち上げた。(全体の論調からすると、どうも幸福の科学は民主党を大変危険視しており、それへの対抗勢力として政界進出をしたようだ。少なくとも彼らの表向きの見解はそういうことになっているらしい)
・(幸)選挙に出るのをやめたとか、やめるのをやめたとかのゴタゴタは、議席が伸びないから一時撤退して自民党の応援に回ろうという議論もあって、その途中経過のものがマスコミにリークしたから。しかし、結論としてはやることになった。大川先生も一時撤退を口にしたが周りの流れでやることになった。幸福の科学は一般にイメージされているほどトップダウンではない。(よく言えば「トップダウンではない」だが、悪く言えば「大川氏が手綱を握りきれていない」とも言える)
・(幸)幸福の科学は政治的に保守的な姿勢がある。自民の保守勢力には期待していたが、北朝鮮のミサイルが飛んできたときの対応を見て、これでは日本を守りきれないという思いがあった。あのミサイルがなければ、もしくは政府の対応がもっとしっかりしたものであれば立党の時期はズレたかもしれない。
・(幸)幸福の科学はイジメや不登校支援などもしている。災害支援も。口蹄疫にも義援金を送っている。
※ここまでが第一部。主に幸福の科学側からだけの意見。身内擁護の意見になるのは仕方ないので、どの意見からもその分を差し引いて見るべきだろう。
【第二部:幸福の科学外の人を交えたディスカッション】
・同じ選挙区から幸福実現党の人が出馬してて、交流があって、ちゃんと常識的でいい人だな、と思ったが、「金正日政権は潰さねばならん」って言ってて、その気持ちは同じだけど、その後「ミサイル撃ち込まねば」と言ってて、「オー、スゲーこと言うなあ」って思った。
・統一教会の記事を書いたら統一教会から凄まじいクレームが来たけど、幸福の科学もフライデー事件の前までは仲良くしてたのに、フライデー事件の後は取材拒否とかされて、「統一教会と同じだな」と思った。(この辺りの発言は「幸福の科学を科学する」の著者である有田氏によるもの)
・オウムの人も統一教会の人も幸福の科学の人も個人個人はイイ人たちだけど、大川氏が「フライデーに攻撃せよ」と言ったらイイ人たちであってもフライデー事件のようなことをする恐れがある。
・(幸)有田さんは日刊ゲンダイにも書いてたから敵側だと見ていた。でも、あの時の有田さんへの対応は乱暴だったと思う。ただ、19年前はマスメディアの宗教への書き方が、ある程度、信仰を認めて書いている今と違って遠慮がなく、大川先生の霊言にも遠慮なく「詐欺だ」と書いたりしていた。(当時の状況がそうさせたのだ、という含みがあると思われる)
・幸福の科学は当時は「(フライデーへの過度な抗議活動に対して)本部からの指令はない」と言っていたが、後に大川氏は「戦いなさい」と言っている。フライデー事件を過去のエピソードにしてはいけないのではないか?(ここのニュアンスは、フライデー事件の非常識的とも言える行き過ぎた活動を抑止できるような反省が行われていない、当時の問題点を美化せず総括するべきでは、といったもの)
・(幸)大川先生の「戦いなさい」は宗教的なプロテストであって、そういった意味ではない。(「宗教的なプロテスト」の意味合いとしては、たとえば現代人の唯物主義に対して断固として「それは違う」と発言し啓蒙するような態度、といったものだろう。発言の文脈がイマイチ不明だが、大川氏の発言趣旨がその通りであれば筋は通っている)
・フライデー事件の時の嫌がらせのような電話攻勢はアリなの? 非常識じゃないの?
・(幸)他に手段がなかった。(相手側に)間違いがあったら行動に移す。(これは先の『世の中は正しくあるべき』という観念に関わるものだろう)
・創価学会と幸福の科学の人の乱闘をたまたま見た。「邪宗創価学会を撲滅せよ」といった排他性も幸福の科学にはあるが、他宗派に対してどういう向かい方をするのか?
・(幸)宗教の中で宗教の問題を解決すべき。日蓮正宗系には排他性があるが、そういうのとはディベートなどにより教義レベルで正すべき。公明党のことは部分的に評価している。(国家が宗教に介入すると弾圧になるから、ちゃんと宗教のことが分かっている宗教同士で解決すべき、ということらしい。しかし、実現不可能だと思う)
・(幸)(フライデー事件に関して、広報部長としては)個人的にはやり方は良くなかったなあ、と思っている(この後、資料画像などを少し見て、個人としてはともかく、幸福の科学として組織的には反省のニュアンスがないことが(おそらく)確認される。むしろ美化されている傾向さえある。ただ、この広報部長の人は本当に「良くなかった」と感じているようだった)
・幸福の科学の人たちは個人としては常識的だけど、組織の方向として大丈夫とは思えない。
・(幸)あの時はメディアの宗教に対する扱いについて問題提起をするタイミングだった。
・幸福の科学は組織としてあの事件に対して総括をすべきではないか? オウムも自分たちの起こした問題について全然不十分だとは思うが反省をしている。
・(幸)フライデー事件は大昔のことだ。過去のことをほじくり返すのはよくない。あれは今のことではない。あの時は組織も出来立てだった。組織もあれから成長している。今がどうかは今の活動を見れば分かる。何も反社会的なことはしていないし、ボランティアなどもしている。オウムと一緒にするな。(今回の最大の問題点はここだと思う。これについては後述するが、現場では「オウムと一緒にするな」の後に拍手が起こり、その勢いでウヤムヤのうちにこの大切な議論が流された。感情論により議論が破壊された瞬間である)
※第二部はもう少し続くが、この後はQ&A形式の記述方法に変更する。基本的にはアンサー側が常に幸福の科学側である。
Q:幸福実現党って幸福の科学じゃない人も入れるの?
A:国民政党だから誰でも党員になれる。幸福の科学じゃない人も既にいる。
Q:なぜ既存の政党を応援せずに自前の政党を作ったの?
A:自民保守を応援していたが、阿部→麻生の流れを見ていて任せておけないなと思った。
Q:自民には具体的にどんな応援を?
A:ボランティアとして人的労働力を供給していた。ビラを折ったりとか。
Q:幸福の科学の信者数は公称1100万人なのに、得票数が45万票だったのは?
A:冊子の発行部数がその数字なのであって実際の信者数とは異なる。あと、得票数は少なすぎて自分たちでもびっくりして愕然とした。
Q:実際の信者数って数十万くらいじゃないの?
A:「選挙出たら実数バレるよ」って脅されたけどそれでも出馬した。国難だからやらざるをえなかった。宗教は普通は(信者の投票の自由を縛るけど)、幸福の科学は「投票しなかったら地獄に落ちる」的なことは言わない。
Q:党代表とかがガンガン変わるけど、内部の人事はどうなってるの?
A:外部から見ても民主的に見えるように頑張りたい。
Q:政治と宗教の一致を唱えてるみたいだけど、政教分離はどうするの?
A:政教分離自体を考えなおさなきゃいけない。原則としては政教分離は権力による宗教弾圧に対抗するためのものであって、信仰を持つ者が参政すること自体は当然思想信条の自由で許されている。
(私は政教分離の法的解釈は知らないが、確かに歴史的に見ればそのような流れではある)
【第三部:来場者とのQ&A】
※確かこの辺りから第三部だったと思う
Q:幸福の科学の言う宗教立国ってのは?
A:他の宗教を叩き潰すという意味ではない。ただし、宗教による道徳心は必要。唯物論の国は北朝鮮も中国もロクでもない。そういう意味での宗教立国。
Q:政権を取った場合、他宗教に対してはどうするのか?
A:弾圧はしない。一番大事なのは自由という価値観。信仰の自由。
(信仰の自由はあるが、無信仰の自由はないらしい。ちなみに「信教の自由」は一般的には「信仰しない自由」も含む)
Q:聖おにいさんについてはどう思う?
A:まじめに修行している人には怒っている人もいたが、若い人に宗教が縁遠いものになっている今、こうやって若い人に知られるのは良いこと。
(妥当な意見ではあるが、優等生すぎてつまらない。しかし、それはそれとして、幸福の科学に「修行」があるというのに驚いた。この時に気付いたが、このイベントに参加して二時間超が経過しているのに、未だに幸福の科学の教義的、思想的なもの、修行体系などはほとんど一切語られていない)
Q:何か問題のあることを書かれても、まずは冷静に口頭で撤回を求めるところから始めるというが、もしも大川氏が「イキナリ抗議しろ」と言った場合、それに従うのか? 「大川先生はそんなこと言わない」以外で答えて欲しい。
A:「ハイ」という素直な声が信仰だと思うけど、納得のできない指令が来た時は上司と議論する。政治からの撤退の時もそうだったが、大川先生からの意見でも従わない時もあるから大丈夫。(これは実は私の質問。幸福の科学側の回答もある程度は回答になっている。ただ、これも悲観的に見れば、信者の「そうしたい」という思いと教祖の言が一致した時は教祖に従って、信者が「そうしたい」と思って教祖が止めようとしても信者が暴走する、という見方もできる。思想的、システム的な防止案には達していない。……が、この問題は難しいので、これでもまあまあ誠実な回答だと思う)
※以下は有田氏への質問
Q:有田さんは拉致被害者問題やってたのに、なんで民主から立候補してんの?
A:政党は道具。和して同せず。ダメなものにはダメって言ってる。(どうやらガン治療に関する何らかの事業のために民主に身を置いているようだ)
※以下はひかりの輪(元オウム)の人に対する質問
Q:大川氏を∨Xガスで殺そうとしたのは本当なの?
A:直接的な回答なし
(明言はしなかったが、本当であるようなことを匂わせるニュアンスにも思えた)
※最後にもう一度幸福の科学に対して質問。
Q:非実在青少年問題はどうなの?
A:党の公式見解は出てないから分からないが、個人的には反対。
Q:エル=カンターレのBL本は描けるの?
Å:描けるよ!
***
今回、一番問題に感じたのは第二部のフライデー事件に関する討論でした。この時の議論を整理すると、まず、フライデー事件の際には幸福の科学側があまりに過剰な、非常識的とも言える抗議活動を行った(実際に違法とされている)とし、この点を問題視した上で、その反省が今に活かされているのか、という点を有田氏が突きました。
有田氏は「総括できているのか」という表現を使っていましたが(総括って言うとなんだか学生運動っぽくてアレですね……)、これは要するに、宗教団体というものは教祖の命令などによって反社会的な行動をしてしまうこともありえる(と、少なくとも社会は見ている)のだから、過去の問題を反省し、同様の反社会的行動を未然に防ぐための理論化なり思想化なりシステム的な整備なりが組織的に出来ているのか、という問題定期であったと、僕はそのように捉えています。そういった何らかの反省の跡がなければ、たとえ中の人たちが各自で十分に反省していたとしても、外部の人達は決して安心できないわけです。これは幸福の科学に限らず、宗教団体に関する普遍的な問題と言えるでしょう。意義ある問題提起です。
幸福の科学で言えばフライデー事件の際に反社会的行動がどのようにして生じたのか、それの問題点の解明、また、それを防止するためのシステム作りなど、それなりに真摯な姿勢で取り組んでいれば(それが本当に効果を発揮するかどうかは別として)社会的にも一定の評価を得られたと思います。ですが、現状ではそういった風潮は(おそらく)見られないわけで、さあどうするんだ、というわけです。
しかし、これに対する幸福の科学側の応答は、「それは昔のことであって、今は組織も成長している。あれから反社会的なことは何もしていない。今の現状を見て欲しい」というものでした。しかし、それでは過去の反社会的行動に対する反省はないわけで、成長したと言っても、同様の状況が生じた時に社会的な対処ができる保証はないわけです。同じことを繰り返さないとも限りません。反省と言っても、必要なのは謝罪の言葉でも反省文でもなくて、同じことを繰り返さないための何らかの防止策なのです。ですがまあ、口先でピーチク言っても今度は「態度で示せ」と言われるでしょうから、幸福の科学側が「現状をもって答えとしたい」という気持ちも分からんでもありません。十分な回答とは言えませんが、議論のいちステップとしては、ここまではナシではありません。
しかし、問題だったのが、その直後の「オウムと一緒にするな」という感情的な物言いです。これに前方の客が(彼らが信者なのかどうか分かりませんが)呼応して拍手を送り、議論が勢いのままに流されてしまったのです(さらにガッカリなのが、横から「隠れ信者」を自称する人が「有田さんはしつこい」と口を挟んだことです。これで会場の空気は一転して議論が続けられる雰囲気ではなくなりました)。この時に有田氏がオウムを引き合いに出したのは、「宗教団体における問題の発生」という構造の類似を示すためです。「宗教団体が引き起こした問題の程度」の類似ではありません。それを何を勘違いしたのか、幸福の科学側は「オウムと同じ大犯罪集団だと言うのか!」と怒りだし、それを何を勘違いしたのか、前方の客が拍手喝采を送ってしまったのです。
これにより、「宗教団体における反社会的問題の発生とそれへの反省」という有意義な議論は終了。有意義な問題提起が勘違いとその場のノリで終了したのです。有田氏は真面目な話をしてるのに勘違いで悪者扱い。見ていた僕も「幸福の科学はこの程度の議論もできずにヒステリーを起こすのか」と呆れるばかりです。この勘違いが、どこぞの一信者によるものではなく幸福実現党の元党首によるものなのもガッカリ。
後に、ひかりの輪(元オウム)の人が「今はやってないって言ってるのはうちだって同じ。うちと幸福の科学の『やったこと』は確かに全然別物でうちらの方が断然悪いけれど、それはそれとして過去の違法行為はちゃんと総括すべき。そうでないと外部にマイナスイメージを持たれる。同じく宗教を信仰している者として幸福の科学の人にも頑張って欲しいから、これはちゃんと総括した方がいいと思う」と言っていましたが、こちらは極めて真っ当な意見でびっくりです。幸福の科学のイメージがだだ下がりした一方、ひかりの輪のイメージはちょっぴり向上しちゃいました。
追記1:「司会者としては、ほどほどで矛を収めた有田さんの力加減と、客席から絶妙なタイミングと内容でツッコミを入れてくれた鈴木邦男さんに、かなり助けられました。」と主催者が言ってるので、横からの「しつこい」の物言いもイベント構成上は良いものだったのかもしれません。僕は納得いかねーけど。
追記2:ツイッター上での実況など。こちらも目を通せば総合的にイベントの様子が見えてくるかも。
追記3:考えようによっては、あの議論が感情論で潰されたこと自体が「(幸福の科学は)今はもう大丈夫」という主張の反証になっているのではないだろうか。
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橋爪先生にお会いしました
昨日のことですが、橋爪大三郎先生にお会いして、ミーハーな筆者はキャッキャ、キャッキャと喜び勇み拙著「完全教祖マニュアル」をお渡ししたのですが、後で担当からメールが届きました。
>> ところで、(これ前言いましたっけ?)
>> 『教祖マニュアル』のささやかな欠点として、
>> 参考文献に橋爪先生の『宗教社会学入門』が入ってない、ということがありますよね。
なん…だと…。
調べてみたところ原因が判明。どうも参考文献一覧を挙げる際に「一番初めに」例として挙げてしまったために、最終的にそれを加えるのを忘れてしまったようです。
↑こんな感じで。
はわわ、申し訳ありませんでしたー! ニ刷からはちゃんと加えますので平にご容赦を! 『社会がわかる宗教社会学入門』は良い本なのでみんな読もうね。この本と拙著があれば、基礎教養としての宗教は大体大丈夫かなあと自負しています(100%大丈夫ではないけれど日常生活ではそうそう困らないだろう、という意味で)。
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非実在青少年のアレ
いま巷で話題の非実在青少年問題ですが、これにキリスト教原理主義団体が関係しているという話があります。「フィクションの未成年と性交渉を持って誰が困ると言うんだ。アホじゃなかろうか」という向きもあるかと思いますが、しかし、宗教的背景を考えればこれを規制したいという考え方も全く分からないものではありません。
というのも、僕たちの多くは「犯罪も考えるだけなら自由。実際に行動に移さなければOK」という考え方を常識としているわけですが、これはあくまでも「僕たちの常識」であって、「彼らの常識」ではないからです。宗教の世界では「考えただけでもアウト」という教えは珍しくありません。キリスト教では、例えばマタイ福音書5章にこうあります。
『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。
ここでは「実行」を伴わない「脳内妄想」だけでもアウトと明言されているのです。これと同じことが非実在青少年にも言えるのでしょう。なお、キリスト教のピューリタンの一派では生殖目的以外でのセックスを認めていなかったらしく、行為の際は女性は頭から布袋をかぶって局部にだけ穴を開けてやっていたと聞きますが、それはそれでむしろエロい気がします。
また仏教においても、良くないことを考えると、その思考の残りカスが阿羅耶識というところに溜まっていって、そこでいわば「思考のクセ」を作ってしまい、それが行動や認識に影響を及ぼしちゃう。だから悪いコトは考えちゃダメよ、ということを言っています。
ですので、「犯罪も考えるだけなら自由。実際に行動に移さなければOK」というのも、あくまで「僕たちの常識」でしかないことは自覚すべきでしょう。彼らには彼らの倫理観と世界観があり、「彼らの常識」があるのです。ですから、僕たちは彼らを頭ごなしに否定したり、「あいつらはキチガイだ」などと言うのではなく、彼らの言い分を認め、彼らの意見を尊重すべきです。そして、きちんと尊重した上で、やっぱり嫌な人は「嫌なことは嫌だ」とハッキリ言って、反対多数の数の力で「僕たちの常識」を押し通しましょう! それが民主主義というものです! 架神恭介、raven、辰已一世は非実在青少年の表現規制に反対しています。
ユダヤ教は駄作か?
俺は駄作だと思うね。
天地創造まではよかった。
神がめちゃ偉大。
でも、失楽園辺りから偉大かどうか分からなくなるんだよな〜
なんか祝福と処罰がマッチポンプ化してるっつうか?
でもね、うん、サムエル記まではまだいいよ。
でもさ、ヨブ記とかありえんでしょ。
全知全能とか言ってる神がたかが一天使の
サタンの意見に流されるなんて、一体なに?
あの無垢な、正しい人のヨブはあっという間に全財産と家族を奪われ
皮膚はボロボロに。
さらに有り得ないのはヘロデ王が死んだあと。
ユダヤ人虐殺されすぎ。ねぇねぇ、ユダヤ人ってのは
地上での繁栄を神から約束された民族じゃないの?
それが何?百万人のユダヤ人が殺されてエルサレムはフツーに灰燼に帰してましたよ?
一説によると第二次世界大戦ではナチスに六百万人殺されたとか、有り得ない。
最初の契約ぶち壊し。死という重みが感じられない。
シオニストの「ショアー(ホロコースト)はイスラエル建国の産みの苦しみ」って解釈とか都合よすぎ。
建国と関係なく十字軍でもペストの動乱でもポグロムでも同じく虐殺されてる。
一連の中東戦争では、イスラエルの戦死者は相対的に少なくカタルシスがない。
俺的には、物質世界はデミウルゴスの被造物だと考えた方が全然納得できるんだけど…
(by 辰已一世)
元ネタ:ドラゴンボールは駄作か?